7月日帰りプログラム「海で遊ぼう＆漁師さんに会いにいこう」

2015年第3回目の日帰りプログラムを7月18日(土)に行いました。
7月のテーマは「海で遊ぼう＆漁師さんに会いにいこう～地引網体験・海岸遊び～」
みんなが集まったところでまずは大樹町でどんな魚が獲れるのか、見てみましょう！
カジカ、かすべ、銀毛鮭などなど……魚にはいろんな種類があって色とか形に違いがあるんだねー

こんな魚達が獲れるかな？地引網体験に出発です！

浜へ移動すると漁師さんが待ってくれていました。
漁師さんにご挨拶をして、地引網の準備をしてもらいます。

船がだんだん浜に近づいてきて、オレンジの浮きのついたロープを投げています。
浜にいる漁師さんが長い棒でロープを手繰り寄せ、浜へと引っ張ります。
奥側で引っ張る組のロープが準備できたら、船は弧を描くように動いて、
漁師さんが網を下していきます。
100mぐらい離れた場所で手前側で引っ張る組のロープを準備します。
台風の影響でかなり波が高く、漁師さんは全身ずぶぬれになりながらも準備をしてくれました。
 

さぁ、準備が完了したら子どもたちの出番です。
2本のロープを力を合わせて引っ張ります！

最初はかるくでも引っ張れています。「あれ？意外と簡単？」
引っ張って網が見えてくるとだんだんと重たくなってきました。
重たくなってきたら全身で引っ張ります！
 

波との綱引きは結構大変。
波が寄ってきたときは引っ張るチャンス！波が返るときは引っ張られるので踏ん張る！
波のチカラも体験することができました。

がんばって引っ張ると網が上がってきました！

みんなで集まってどんな魚が獲れているか漁師さんに説明してもらいます。

数はあまり多くありませんが、アメマス、ドンコ、シシャモなどが獲れました。
跳ねたり、手にもつと動いたり、うろこがついたり、興味津々です！

今回獲った魚は食べられる種類の魚があまりいなかったので、
カモメさんにあげることにしました。

漁師さんからお土産に漁法の説明がかかれたクリアファイルをいただき、お世話になった漁師さんに挨拶をします。
 

会館に戻ったらお昼ごはんです。
お昼ごはんには浜のお母さんが作ってくれた、鮭のお味噌汁とカジカの煮つけも食べました！

お昼ご飯を食べて元気いっぱいになったら会館の近くを探検したり、
地引網で獲った魚が何を食べているのか解剖をして、調べてみました。

午後になったら海岸あそび！小学生グループと親子グループに分かれて遊びましょう。
親子グループのお母さんにはおやつ作りのお手伝いもしていただきました。
ありがとうございました。

小学生グループは流木を使って全体あそびをしたあと、やりたい遊びごとにグループを作って海岸あそびを楽しみました。

石集めグループは、石に詳しいありさんと一緒に海岸の石を調べます。
砂からできた砂岩という石が多かったようです。

貝殻集めグループは海岸に落ちている貝殻を集めます。
大きい貝殻、小さい貝殻たくさん集まりました。

秘密基地グループは流木を使って秘密基地を作ります。
紐なども使って大きな基地ができました。

親子グループも秘密基地を作っています。
自分たちが入れるぐらい大きくて、キッチンなどもある機能的な基地になりました。

海岸を思いっきり楽しんだあとは、会館に戻っておやつ！
チカやキュウリウオの天ぷらをみんなおいしそうに食べていました！

おやつを食べたらもう帰りの時間になりました。

今回の活動は大樹町漁協組合と大樹町漁協組合青年部の皆さま、浜のお母さん方のご協力いただきました。

本当にありがとうございました。

８月の日帰り活動は、STEPキャンプ開催のためお休みです。

次回は９月「カヌー体験・魚獲り」です。お楽しみに！