3月CAMP「大樹いただきますキャンプ」活動報告
こんにちは。
南十勝長期宿泊体験交流協議会、STEPの野村です。先日、大樹町の尾田地区を中心に3月25日(土)〜27日(月)の2泊3日で3月CAMP「大樹いただきますキャンプ」を実施しました。
1日目はイカめし作り、2日目はソーセージ作り体験とチーズ・バター作り体験をした後に献立を立てて買い出しを行い、3日目には子どもたちが考えた献立を作りました。
活動の内容や子どもたちの様子をご紹介します。
3月CAMP「大樹いただきますキャンプ」
1日目 イカめし作り
まず最初の活動は、イカめし作りです。
大樹町で漁業と様々な海産物の加工商品を取り扱っている「まるみ工房」さんからイカをご提供いただき、イカめし作りに詳しいスタッフを講師にしてイカめし作りを実施しました。
イカの内臓を取り出すなどの下処理から始まり、イカの中にお米を詰める作業までを子どもたちと一緒に行い、味付けや煮込みはスタッフで行いました。
ほとんどの子どもがイカを捌くのが初めてでしたが、スタッフの説明を真剣に聞いて作業に取り組んでいました。
完成したイカめしは1日目の夕食に食べました。
2日目 ソーセージ作り、チーズ・バター作り
2日目はまず、大樹町で養豚と豚肉の様々な加工食品を扱っている「源ファーム」さんにてソーセージ作り体験を行いました。
源ファームさんのレストラン内でやらせていただき、豚肉と香辛料等を混ぜるところから腸詰までを体験しました。
普段食べているソーセージがどのように作られているかを実際に体験しながら学び、腸詰に苦戦しながらも上手にソーセージを作ることができました。
完成したソーセージは3日目の朝食で食べました。
ソーセージ作り体験が終了後、大樹町の生涯学習センターに移動をして、昼食を食べ、2日目の2つの活動 チーズ。バター作り体験を行いました。
町内のチーズ作りに詳しい方を講師に迎え、大樹町で酪農を営んでいるサンエイ牧場さんから牛乳をご提供いただき、カッテージチーズを作りました。
温めた牛乳にクエン酸液を入れることで固まる過程を子どもたちは興味深そうに見ていました。また固まる過程で出たホエーを試しに飲んでみたりなど、色々な味を体験することが出来ました。
作ったチーズとバターも3日目の朝食で食べました。
チーズ・バター作り体験後、2日間で触れた食材や学んだ調理方法を活かしながら3日目の昼食の献立作りと買い出しを行いました。
主菜・副菜・汁物の3グループに分かれて相談しながら、思い思いの献立を立てて、それを基に予算3,000円を手に買い出しをしに行きました。
今回のキャンプの献立は
主菜:餃子
副菜:ほうれん草とソーセージのバター炒め
汁物:豚汁
デザート:フルーツのヨーグルト和え
※デザートは副菜グループが余った予算で作成しました。
3日目 自分たちが考えた献立の調理
最終日の3日目は施設清掃や荷物の片付けを行った後、調理の準備をして、いよいよ自分たちが考えた献立の調理を行いました。
事前に材料や調理器具、手順を確認していたのでどのグループも手際よく調理を進めることができていました。
基本的には子どもたち同士で話し合いながら、協力しながら料理をして、時には大人のスタッフと一緒に作業をしながら料理を作っていきました。
どの班の料理も非常に美味しく、ほとんどが完食するほどでした。
振り返り
活動の最後に子ども達と一緒に3日間の映像を見て、それぞれの感想を発表してもらいました。その後、スタッフ挨拶を持って活動を終了しました。
春キャンプの3日間の様子を撮影した映像をSTEPのYoutubeチャンネルにて公開していますので、ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。