6月DAYCAMP「林業体験」活動報告

お知らせ

こんにちは。
南十勝長期宿泊体験交流協議会、STEPの野村です。
先日、6月18日(土)に6月DAYCAMP「林業体験」を行いました。
午前に大樹町尾田地域コミュニティセンター近くの町有林にて除伐体験。
午後は1本の大きな木をみんなで解体していきました。

6月DAYCAMP「林業体験」

AM 除伐体験

まずは林業とはどんな仕事なのかをみんなで確認していきました。

林業は木を育てて、森を作り育てた木を
切って売る仕事。
切った後はまた苗木を植えて、
新しい木を育てていきます。
イメージとしては木の畑です。

林業が森を作り、守っていくことで様々な
生態系の保全、地球温暖化の緩和、洪水や
土砂崩れを防ぐなど森林が持つたくさんの力
を守ることにもつながります。そのため、
人の手で森林を整備する必要があるのです。
(特に人工林の場合は必ず手入れが必要)

林業について知識として知った後に、
実際に体験してきます。

林業に詳しい指導者(ありさん)に木の倒し方を
レクチャーしてもらった後に、グループに分かれ、
木を切っていきます。
今回の除伐は、日当たりを良くすることと木々の
混雑を改善するため、午後に切る大きな木を
倒しやすくするために整備をしていきます。

今回、子どもたちは高さ2〜3m、太さ5cm程の木を
切りました。初めて木を切るという子も多く
いましたが、子どもたちは協力しながら黙々と
木を切っていました。

ノコギリ越しに感じる木の感触や皮を剥いだ
木の触り心地、年輪の観察など子どもたちは木を
切って倒しいく中で色々なことを
感じたり学んだりしていました。

除伐体験終了後、みんなで整備した森を観察して、
日当たりが良くなったことと木々の混雑が改善し、
午後の作業がしやすくなったことを確認しました。

PM 大きな木をみんなで解体

ありさんに高さ7〜8m、太さ30cm程の大きな木を
1本切ってもらいます。

倒してもらった木を見て、何人かが
「これどれだけ重いんだろう」と
言ったので、子どもたちで持ち上がるかを
やってみました。

結果はほんの少しだけしか動かすことが
出来ませんでした。
それもそのはず、今回倒した木は樹齢50年程度で
推定200〜300kgもある木だったので、とても
子どもの力では動かすことは出来ませんでした。
その代わりに、木のリアルな重さを体感することが
出来たと思います。

重さを体感した後は、みんなで解体していきます。
まずはチェンソーで何本かの丸太にしたものを
子どもたちで切っていきます。

午前中よりも太い木のため苦戦するかなと
思いきや、慣れてきたのかスムーズに
切れている様子でした。

休憩を挟みながらひたすらに切ったり、
薪割りをしたり、たまに丸太を
ベットにして休みながら活動していきました。

振り返り

ノコギリなどを片付けた後、振り返り。

森林はしっかりと整備をしていくことで、生態系の
保全や地球温暖化の緩和、洪水・土砂崩れの予防
など森林が持つ色々な力を守ることにもつながる。
そのため、「森林は人の手による整備が必要だ」
ということを確認しました。

今年度の活動予定

DAYCAMP(小学生)

7/24(日),7/30(土)川あそび
9/17(土)畑作体験
11/19(土)酪農体験
12/17(土)火おこし・調理体験
2/18(土)氷あそび

FAMILY DAYCAMP

7/23(土)川あそび
2/19(日)氷あそび

CAMP

10/8(木) ~ 10(土)航空宇宙キャンプ
1/  5(木) ~   7(土)つるつるキャンプ
3/26(日) ~ 28(火)いただきますキャンプ

※活動ごとの詳細は活動の2~3週間ほど前にメルマガ、ブログなどでご紹介します。

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