9月日帰り体験活動「畑作体験」

お知らせ

9月19日(土)、日帰り体験活動「畑作体験」を実施しました。

午前はじゃがいも・とうもろこし採り、午後はおやつ作りを行いました。

今回のテーマは「でんぷん」

じゃがいも・とうもろこしに多く含まれている「でんぷん」を使って、おやつを作ります。

全員が集まったら、スタッフの自己紹介。
今回も大樹高校のお姉さん、大樹町のALTの方が一緒に活動してくれます。

スタッフの安保翔太、ポッポから、
「今日のテーマは「でんぷん」。上手に活用してみよう。」

まずは、じゃがいも採りに挑戦。

防疫のため、畑の外の土を入れないようにブーツカバーを履き、手袋を着用、
高松農場の高松さんから採り方を教えてもらいます。

じゃがいもの茎を抜いてから、手掘りで採っていきます。

今回は「にしゆたか」という実が大きく育つ品種を採らせてもらいました。
全員で飼料袋5袋分、約13kg程度、採れました。

じゃがいもを採らせてもらった後、高松さんにお礼して、次はとうもろこし採りに挑戦。

防疫のため、畑の土を持ち出さないよう、ブーツカバー、手袋を外して移動します。

とうもろこし畑に移動、採らせてもらったとうもろこしは2種類。

「ゴールドラッシュ」…粒が全て黄色、皮がとても柔らかく、さわやかな甘み
「グラビス」…粒が黄色と白、皮が柔らかく、甘みが強い

ご厚意でかぼちゃも頂きました。

じゃがいも、とうもろこしを採った後はお昼ご飯。

午後はおやつ作り。

まずは、じゃがいもから「でんぷん」を取り出します。

皮をむいたじゃがいもをすりおろして、さらしで包んで、水に入れます。
水の中でさらしを揉んだり、ふったりすると、「でんぷん」が底に溜まります。

溜まった「でんぷん」にお湯、とうもろこしを加えて、ホットプレートで焼いて、「でんぷん団子」の完成です。
モチモチした食感が特徴です。

茹でたじゃがいもに片栗粉、とうもろこしを加えて焼いた「いももち」も完成です。

完成したおやつを食べます。

おやつを食べたら、ふりかえり。

「じゃがいもから取り出した物は何でしょうか?」
「でんぷん」

「そうだね。今日はおやつに使ったけど、他にどんな物に使われているか、知ってる?」
子どもたちから「くっつける時に使うのり」など。

「でんぷんは食べる物以外にも接着材のように色々な使われ方をしています。他には紙、薬などにも使われています。特徴、特性を理解すると様々な応用を考えることが出来ます。」

「日常の中にも、「こんな物が応用されているんだ」って驚くような物があるので、探してみてね」

今回も農家さんの他、多くの方にご協力頂きました。
改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

次回は11月に「酪農体験」を予定しています。

10月末にメール、ブログにてお知らせいたします。

皆さんにお会いできるのを楽しみしております。

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