11月日帰りプログラム「酪農家さんおじゃまします!」

お知らせ

11月15日(土)大樹町の酪農家さんの牧場と柏林公園を
フィールドに11月日帰り活動を行いました。

気温は低めですが、前日までの強風も落ち着き、活動日和です。
はじまりのあいさつをしたら早速バスで酪農家さんの牧場へ。
バスに乗り10分程で到着です。

今回、おじゃました牧場は
親牛が約890頭(その内搾乳牛が800頭)、
仔牛が60頭、
他の牧場に預けている牛も合わせると、
合計1,000頭もの牛を飼う大規模経営です。

市街地からたった10分の距離に
こんなにたくさんのウシがいる…。
近くにいる地元の子どもでも
ウシのことをあまり身近には感じていなかったかもしれません。

牧場に着き、いろいろと教えてくれる牧場の方に挨拶。
まず始めに、成牛の牛舎にいきました。
大きな身体と鳴き声…
もちろん、ウシも生き物なので
いろいろな匂いがします。
ウシが生きていく上で必要なエサの匂い。
食べたら出るのはウシも一緒。(出なかったら病気になってしまいますね…)

興味があるのか、こちらをじーっと見ているウシたち…
「ウシがエサを食べるとき、
どうしてもエサが散らばってしまうから集めてほしい」と
お手伝いをお願いされた子どもたちは
せっせとスコップでエサ寄せをします。

その後、仔牛の哺育舎に入り
手でエサをあげてみたり、触ってみたり、指を舐められたりと
仔牛とふれあうことができました。
牧場の大事な一員、ネコたちも大人気でしたね。

最後に、ロータリーパーラーでの搾乳作業の見学をさせていただきました。
「どんどん入ってくるね」
「この機会には何頭のウシがのれるの?」
「なんでお尻に赤いマークがついているの?」
子どもたちはウシと大きな機械に興味津々、
どんどん疑問がわいてきている様子が見られました。
牧場の方にお礼のあいさつをして午前中の活動を終えました。

昼食をとり、午後は柏林公園をフィールドに活動を行いました。
いつも公園にいるリスは姿を見せてくれるかな…?

落ち葉や枝を集め、
秋の味覚・りんごをアルミホイルに包み、
薪ストーブに火をおこし、
ゆっくりと焼きます。

焼きあがりを待つ間に
「手より大きな落ち葉」
「動物のあしあと」などを探す秋ビンゴを行いました。
これがなかなかの難問ばかり…
ですが、グループ毎にあっちに行ったり、こっちに行ったりしながら
ほとんどをみつけることができました!

ビンゴの後、遊びたりない子どもたちは公園を駆けまわります。
もう少し、秋らしいものを見つけようと落ち葉を掃いてみたり、
落ち葉に埋もれてみたり、どんぐりで的当てをしたり。

甘い香りに誘われて、子どもたちが薪ストーブの周りに集まってきます。
とろりとした焼きリンゴができあがりました。
シナモンをかけて味わうちょっと大人グルメな食べ方も人気。
最後に一日の振り返りをし、さようならのあいさつをして活動を終了しました。

寒さが増して、外に出るのが少し億劫になりがちですが、
秋だから楽しめることがあります。
あったかい厚手の服で、外に遊びにいってみませんか。

最後になりましたが、
お忙しい中、STEP11月日帰り活動にご協力いただいた皆さま、
ありがとうございました。
また、ボランティアで参加した地元・大樹高校に通う高校生は、
「子どもとの関わり方は難しいけれど、楽しかった」と感想を述べてくれました。
活動は幅広い年代との交流の場となり、各々の学びの場にもなっています。

次回は12月20日(土)「焚き火でクッキング」です。お楽しみに!

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